売上から変動費を引いたものを限界利益といいます。
限界利益<固定費の場合は損失が出ていることになり、限界利益>固定費の場合は利益が出ていることになります。
(例)売上100万円-仕入(変動費)70万円=限界利益30万円
固定費が50万円の場合は、限界利益30万円<固定費50万円となり20万円の損失が出ていることになります。 固定費が20万円の場合は、限界利益30万円>固定費20万円となり10万円の利益が出ていることになります。

限界利益=固定費となる損益が0になる点のことを損益分岐点といいます。
(例)売上100万円-仕入(変動費)70万円=限界利益30万円
固定費が30万円のときに限界利益30万円=固定費30万円となり損益分岐点となります。

損益分岐点売上とは、損益がトントン、つまり利益がゼロになる売上高のことをいいます。
実際の売上高が、損益分岐点売上高を超えていれば、黒字で利益が出ていることになり、下回っていれば、赤字で損失が出ていることになります。
(例)売上100万円-仕入(変動費)70万円=限界利益30万円
固定費が30万とすると損益分岐点売上高は100万円ということになります。売上高が120万円となれば売上120万-仕入(120万×70%)84万円-固定費30万円=6万円の黒字が出ていることになり、売上高が90万円となれば売上90万円-仕入(90万円×70%)-固定費30万円=△3万円の赤字が出ていることになります。

損益分岐点を求める公式

損益分岐点売上高=固定費/(1-変動費/売上高)=固定費/限界利益率
(例)売上100万円-仕入(変動費)70万円=限界利益30万円、固定費30万円
の場合限界利益率は限界利益30万÷売上100万円=30%となります。
固定費30万円÷30%=100万円→損益分岐点売上高

損益分岐点の改善ポイント

① 固定費を減らす。
総費用に占める固定費や変動費の割合は、業種、業態によっても異なります。
前年や予算と比べて増加している経費がないか、休止している設備等の維持、管理に費用がかかっている、交際費、広告費などが必要以上に増加していないかなどをチェックしましょう。ますは、固定費増加率をチェックしてみて、増加していれば、その原因を調べ改善を検討しましょう。
② 限界利益を高める(変動費率を下げる)
まずは限界利益率をチェックして業界平均より低い場合はその原因を調べて改善を検討しましょう。低価格競争に陥っていないか、原材料や外注費の値上がりや使用量の増加がないか、不良品が増えていないかなどを確認してみましょう。
③ 売上を増やす。
売上を伸ばすのはなかなか上手くできることではないかもしれません。しかし、損益分岐点売上高を超える売上を確保しないと企業は存続できません。売上は単価×数量×リピート率で決まります。単価や数量、リピート率を上げる努力をコツコツとしていきましょう。また、売上目標など掲げるなど具体的な計画を立てて実行していきましょう。

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