賢く資産形成!新NISAとiDeCoのメリット・デメリット比較
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円安や物価高などの経済的な不安が続く中、多くの人が資産保全の手段として投資に注目しています。
特に、新 NISA とiDeCoという投資制度が注目を集めていますが、これらの違いやメリット・デメリットをしっかり理解することが重要です。
そこで、NISAとiDeCoのメリット・デメリットを比較してみます。
ただし、余剰資金かつ長期での投資が基本となりますので、余裕をもった投資を検討してください。
新NISAのメリット・デメリット
メリット
非課税枠:投資収益(売却益、配当、分配金)が非課税
柔軟性:いつでも引き出しが可能
投資範囲:株式や投資信託など幅広い投資商品に対応
デメリット
非課税限度額:1,800万円に達すると、新たな非課税投資枠がなくなる
(売却することで翌年以降に枠が復活)
投資リスク:市場の変動により元本割れのリスクがある
iDeCoのメリット・デメリット
メリット
税制優遇:掛金が全額所得控除の対象、運用益が非課税
受取時の控除:退職所得控除や公的年金等控除が適用される
長期資産形成:計画的な老後資金の積立が可能
デメリット
引き出し制限:原則60歳まで引き出しができない
加入年齢の制約:20歳以上65歳未満が対象
掛金の上限:掛金限度額があり、職業によって異なる
新NISA | iDeCo | |
非課税メリット | 投資収益が非課税 | 掛金が所得控除、運用益非課税 |
引き出し | いつでも可能 | 原則60歳以降 |
対象者 | 18歳以上 | 20歳以上65歳未満 |
拠出限度額 | 年間360万円(成長+つみたて枠) | 月額14.4万~81.6万円 |
利用の柔軟性 | 高い | 低い(長期投資向け) |
リスク | 市場リスクあり | 市場リスクあり |
まとめ
新NISAは短期から中期の資産形成に適しており、引き出しやすさや投資商品の幅広さが魅力です。
一方、iDeCoは老後の資産形成を目的とし、税制優遇が大きなメリットですが、引き出しの制約があるため長期投資が前提となります。
新 NISAとiDeCoを上手に活用することで、短期・中期の資産形成と老後資金の計画的な準備を両立させることができます。
自分のライフステージや投資目的に合わせて、最適な投資戦略を立てましょう。
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