銀行から融資の営業を受けたら、借りるべき?
顧問先の業績向上、黒字化を本気で考えている税理士事務所
「会社設立、創業融資に強い税理士」横浜市神奈川区のウィズグロース会計事務所です。
先月顧問先様からこんなご相談をいただきました。
「銀行から融資の営業を受けたのですが、お金には余裕があります。こういう場合でも借りておいた方がよいのでしょうか?」
結論から申し上げると、
返済に無理がない範囲であれば、借りられる時に借りることをおすすめします。
もちろん、必要性のない借入を増やすべきという意味ではありません。
ただ、中小企業における融資は単なる資金調達ではなく、銀行との関係性や信用力を築くという側面もあります。
■ なぜ借入を検討した方がよいのか
①【銀行からの信用につながる】
銀行は「貸したお金を問題なく返済してくれる会社」を高く評価します。
実際に融資を受け、継続して返済実績を作ることで、以下のようなメリットにつながる可能性があります。
・信用力が高まり、将来的に、より大きな融資を受けやすくなる
・格付け改善による金利優遇
そのため、
「今は資金に困っていないから借りない」
ではなく、
「将来のために金融機関との実績を作っておく」
という視点も大切です。
②【必要な時ほど借りにくくなる】
銀行は、
・業績が安定している
・利益が出ている
・資金繰りに余裕がある
といった会社に対しては、積極的に融資提案を行う傾向があります。
一方で、
・赤字が続いている
・資金繰りが厳しい
・手元資金が不足している
といった状況では、融資審査も慎重になりやすくなります。
銀行は「今後も問題なく返済できるか」を重視して判断するため、
経営状態が安定している時ほど資金調達は進めやすく、厳しい局面では条件も厳しくなりがちです。
■ ただし、こんな場合は慎重に
以下のような場合には、借入の必要性を改めて検討した方がよいでしょう。
・返済によって資金繰りが圧迫される
・金利条件が高い
借入はあくまで負債です。
「借りられるから借りる」のではなく、返済計画を整理した上で判断することが重要です。
■ まとめ
銀行から融資提案を受けるということは、金融機関から一定の信用を得ている一つのサインともいえます。
返済に無理のない範囲で、将来の資金調達や万が一への備え、銀行との関係構築も見据えながら、前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
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